トランプ大統領のロシア疑惑

就任前からロシア疑惑が話題のトランプ大統領。最近になっても出るわでるわ。「え?こんなことまでやってたの?これ隠してたの?ヤバすぎない?」とトランプ支持者でもビックリしそうな情報も出てきてる。まぁFOXニュースではクリントン疑惑で隠してるみたいだけど。

で、トランプ大統領就任後、2ヶ月くらいで「副大統領をミスリードして、外国(トルコ)に有利になるようにした」ということで、ホワイトハウスをクビになったマイケル・フリン元補佐官。米軍出身で、軍人の人もショックですよね。まぁかなり外国とビジネスもやってたし、外国政府の代理人のような感じで動いていた様子。ロシアにも(費用はロシアもちで)行っています。


で、このフリン氏もFBIから引き続き、モラー特別検察官から捜査されていて、その弁護費用はトランプ陣営もちだったんだけど、先週、フリン氏側弁護士が、トランプ陣営弁護士に、「今後は情報共有しない」と言ってきた。

マイケル・フリン氏の司法取引



これはどういうことかと言うと、フリン氏が司法取引でモラー検察官の捜査に協力する代わりに、刑を軽くしてもらうか、不起訴にしてもらうようにしている可能性が高い。というか、確実。フリン氏側弁護士から公式にアナウンスされて無いだけで、こういう司法取引はアメリカでは日常茶飯事。言いか悪いかと言うと良くないけど、「捜査が行き詰るよりはマシ」ということで、アメリカでは一般的。

トカゲの尻尾切りにあう?ジャレッド・クシュナー



ここで微妙な立場になってきたのがイヴァンカ・トランプ氏の旦那でトランプ大統領の義理の息子ジャレッド・クシュナー氏。トランプJrやエリックトランプなど、実の息子たちより能力的にははるかにマシとはいえ、中東和平交渉を仕切るような力は当然無い。さらにロシア政府やwikiリークスとの接触を隠していたことで、大統領補佐官としてホワイトハウス内で働く際に必要なセキュリティクリアランス自体に深い疑念が生じています。まぁ、上院も当然承認見直しを検討しないといけませんが、今までかばってきた与党共和党がだんだんとつれない感じになってきた。セッションズ司法長官の偽証罪も指摘されている中、年内に訴追など大きな動きになるかどうか、注目。